常葉大学　ビオトープ研究会・自然体験活動研究会

報告が遅れてすみません
8月20日（金）に富士市内の小潤井川を舞台に水辺探検隊を開催しました（≧▽≦）
今年は約30人の小学4～6年生の子ども達が参加してくれました。

今年は『小潤井川探検隊』というストーリーで山田先生を「総隊長」に学生を「リーダー」、小学生達を「隊員」の設定で、『命を支えているのは水』をテーマに小潤井川や近くにある島田公園を探検しました。探検中、各ポイントでリーダーが試練を用意して待っており、その試練をクリアして『命を支えているのは水』であることを学んでいきました。
開校式は富士市の公設地方卸売市場の大会議室で行いました。市役所の方の話から入り、山田総隊長の話やのぼりの紹介、イエロー（野外トイレ）の説明、アイスブレイク（ラインナップ）を行いました。





のぼりは「ウグイ、アユ、ナマズ、モクズガニ」の4種類！どの班がどののぼりになるかはくじで決めました。
くじを引く順番はラインナップではやく並び替えができた班から引いてを決めました。





ラインから人が落ちてないかカッパが審判してます。

班名が決まったら探検に必要な「水望メガネ」を作りました。













水望メガネは後で川の中を覗くために使います。

探検の準備ができたら出発！！













最初の探検ポイントは橋下にあるためハシゴを使って降りました。













自分が落ちないように慎重に降りました

始めのポイントは「水鳥の試練：ヨチヨチ放浪記」
『なぜ水鳥は水辺で生活しているのか？』それを知るため小潤井川にいるカモの生活を体験しました！

まずは卵から孵るところからスタートしました。













雛（小学生）は最初に見た大きいものを親鳥（学生）と思ってその後を着いて川の中を歩いていきました。













道中水遊びをしたり、えさである水草を食べるなどしました。













分かちあいでは先ほど水遊びをすることで水鳥は自分の体温を下げるなど水辺に依存して生活している事を学びました。

次の場所に移動するために川を下って移動しました。













次のポイントでは「魚の試練：川の生き物大発見！」
始めに作った水望メガネをつかって魚などの生き物が川の中でどのような生活をしているか覗き見ました。













そのあとたも網をつかって魚などの生き物を採りました。













分かちあいでは川に住んでいる生き物は水草などの環境に応じて住み分けている事を学びました。

この後お昼休憩で先ほど採った生き物と学生が採ってきた川の生き物を展示しました
（探検が終わりみんなが解散するときにゆっくり見れるように再度展示しました。）

ウナギやナマズ、モクズガニ、ミズカマキリなど採れました。







お昼休憩が終わり最後のポイントは島田公園で「植物の試練：自然のみちびき」を行いました。
各班に九つのマスが書かれたボードが配布され、マスには島田公園内にあるものが書かれている。それらを探し出して絵を描いてマスを埋めていきました。

真ん中だけ黒いマス。ここには何が入るのかな？










分かちあいでは真ん中の黒いマスには「水」の字が入ることを話し、すべての生き物は水や他の生き物とつながっていることを語りました。この「つながり」のことを「生態系」という事を学びました。













探検はそろそろ終わりに近づいてきました。
ここまで頑張ったご褒美として市役所からアイスをプレゼントしてくれました













アイスを食べ終わった後、今日一日どんな探検をしてきたか各班フォールドポエムで詩にして発表してもらいました。













一人づつ一文書いてそれを繋げてひとつの詩にするフォールドポエム。
どの子も今日の探検を思い出しながら文を書いていました

閉校式で班発表を行い、県の人の話や山田総隊長の話、学生による「友達の歌」を披露して式を終えました。





これで終わりかと思いきや市の方のサプライズで開校式をした卸売市場で使っている冷凍庫を見学させて頂きました。
冷凍庫の中は－３５℃！入ってスグにメガネが曇り、とても寒くて楽しかったです













こうして今年の水辺探検隊は無事終えました。
また来年もあるそうなのでその時は活動の参加や準備の手伝いなどよろしくお願いします